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Gn-RH アナログについて

Q64 Gn-RHアナログとはどのような薬ですか?
Gn-RH(LH-RH)とは、視床下部から分泌されて、脳下垂体を刺激するホルモンですが、このホルモンの化学構造を変えることにより、もとのGn-RHとおなじ効果と、それに加えて違う効果をもった新しい化合物をつくることができます.それがGn-RHアナログと呼ばれるものです.商品名では鼻から吸入するスプレキュア、ナサニール、注射薬にはリュープリン等があります.
Gn-RHアナログを投与すると、まず最初に脳下垂体が刺激されますが、何日か続けて使っているうちに今度は脳下垂体が無反応状態となり、天然のGn-RHにも反応しなくなります.その結果、脳下垂体からのFSHやLHの分泌は低下します.LHサージも抑えますので、自然排卵もなくなります.そして、HMGやFSHの注射で卵胞発育をコントロールできるようになるので、体外受精のときの卵巣刺激と併用でよく用いられます.
なお、これらのGn-RHアナログは、保険上では子宮内膜症や子宮筋腫に用いられるものです.すなわち、4ヶ月から6ヶ月間月経を止めて、病巣を萎縮させます.スプレキュアは一日3回左右の鼻腔から、ナサニールは一日2回片側の鼻腔から吸入します.リュープリンは皮下注射で、約4週間効果があります.

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