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不妊症とは?

不妊症の検査

1.不妊症で必須な七大基本検査


卵巣(排卵)因子

基礎体温

基礎体温とは、朝目覚めたときに舌の下に婦人体温計を入れて三分間計った体温です。
基礎体温をつけると、

  1. 排卵の有無がわかります。
  2. 毎月のパターンから排卵日の予測ができます。
  3. 黄体機能不全の有無がわかります。
  4. 高温相の持続により、妊娠のチェックもできます。

性交のタイミング指導にとても重要な検査ですので、かならず測定するようにしてください。

卵胞検査
(経膣超音波診断法)

経膣超音波で卵胞の発育をチェックする検査です。

血中ホルモン検査

プロラクチン・LH・FSH・エストラジオール・プロゲステロンを測定し、卵巣機能や内膜の状態をチェックします。
FSH(卵胞刺激ホルモン)は下垂体から分泌され、卵胞を育てるホルモンです。
LH(黄体形成ホルモン)は下垂体から分泌され、排卵を促し黄体をつくらせるホルモンです。
プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)も下垂体から分泌され、排卵や着床を障害するホルモンです。


卵管因子

子宮卵管造影
(HSG)

造影剤を子宮内、卵管に注入し、子宮、卵管の形態、卵管の通過性、卵管采周囲の癒着の有無を調べる検査です。ときに痛みを伴うことがあるので、痛み止めの座薬を使います。当院では造影剤の流れる状況をビデオに撮ってあるため、後日ビデオを見ながら解説します。

男性因子

精液検査

男性不妊の基本検査です。5-7 日間の禁欲後射精していただき、精液量・運動精子数・不動精子数・運動率・奇形率・白血球の数を見ます。WHOの基準と比較してお話します。精液は自宅で採られてかまいませんが、お持ちになるまで時間がかかる場合は、当院の採精室(Mens room)をご利用ください。 正常精液所見(WHO,1992)は以下の通りです。

  • 精液量  2ml以上
  • 精子濃度 1ml中に 2000万以上
  • 運動率 前進運動精子 50%以上または高速直進運動精子 25%以上
  • 正常形態精子  30%以上
  • 生存率  75%以上
  • 白血球  1ml中に100万個未満

  • 乏精子症・・・精子濃度 1 ml中に 2000 万未満
  • 精子無力症・・高速直進運動精子プラス緩徐な直進精子 50 %未満、あるいは高速直進運動精子 25 %未満
  • 奇形精子症・・正常形態精子 30 %未満
  • 無精子症・・・精液中に精子を認めないもの

頚管因子

性交後検査
(フーナーテスト)

排卵日頃の早朝に性交して来院していただき、頚管粘液中に精子が進入したことを確かめる検査です。

その他

抗精子抗体

不妊の原因のひとつとして女性は、その体内に精子と結合しその働きを障害する抗精子抗体という特別なものを持っていることがあります。血液で検査します。これは自費の検査です。


そのほかの不妊症の検査

1.不妊症で必須な七大基本検査

2.不妊症の検査で、比較的必要な検査

3.不妊症の個別的な特殊検査

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