| Assisted Hatching(AHA)の歴史 |
約20年前に、マウスの実験で、体外環境での長期培養で卵あるいは胚は、培養時間が長くなるほど透明帯の硬化(in
vitro induced zona hardening)を認めることが報告されました.
ヒトの体外受精においても同様に、透明帯の硬化が胚の透明帯脱出(hatching)を妨げて着床率が低下するのではないか、と考えられるようになり、透明帯を一部分切開すれば良いのではないかということで、ヒトでは1990年にAHAの初めての報告がなされました.
その後もさまざまな報告がありますが、劇的に着床率を上げるものではないようです. |
| AHA
の適応 |
1.移植前の透明帯の厚さが15-17μm以上と厚い場合 |
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2.40才以上の症例
加令により、透明帯は厚く硬くなる傾向にあります.
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3.体外受精の頻回不成功例
質の良い胚を移植しているにもかかわらず妊娠しない症例
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| AHA
の方法 |
1.透明帯開孔法
細いマイクロピペットで物理的に透明帯を切開する方法です.

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2.zona drilling(ZD)法 化学的透明帯開孔法
酸性タイロードという、強酸性の薬を吹きつけて透明帯を溶かして穴を開ける方法です.
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3.zona thinning(ZT)法 透明帯菲薄化法
酸性タイロードを吹きつけるのはZD法と同じですが、透明帯に完全に穴を開けず、外側を溶かして薄くする方法です.
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