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不妊症とは?

高度生殖医療

顕微授精

顕微授精の歴史 世界では1988年、PZD(Partial Zona Dissection:透明帯部分切除)、SUZI(Subzonal Insemination:囲卵腔内精子注入)で妊娠・分娩に成功.
1992 年、ベルギーでICSI(Intra Cytoplasmic Sperm Injection:卵細胞質内精子注入)の妊娠・分娩に成功.
日本では1994年に福島県立医大で初めてICSIの妊娠に成功.
北海道では1995年に神谷・森若らが初めてICSIの妊娠に成功.
現在ではその受精率の高さから、ICSIが主流になっています.
顕微授精の適応
1.高度乏精子症 精子濃度が精液1ml中に2000万未満のものを乏精子症といいますが、運動精子濃度が1ml中に100万以下だと通常の体外受精での受精率は極めて低くなるので、顕微授精の適応となります.
2.精子無力症 精子の運動性が極めて悪いものも顕微授精の適応となります
3.奇形精子症 正常形態精子が30%未満のものを奇形精子症といい、乏精子症を伴う場合顕微授精の適応となります.
4.無精子症 射出精液に精子がない場合、精巣内精子を用いた顕微授精を行います.
5.高度受精障害 体外受精の際に、10-25%が受精障害と診断されます.これらの大部分は一般の検査では治療前に受精障害が起きることを予測できない症例です.少数例は男性不妊に起因するものでしょうが、大部分は精子と卵子の相互に原因があるものと考えられます.
このように、精子所見が正常にもかかわらず一般の体外受精で受精しないか、受精率が極めて低い症例も、顕微授精の適応となります.
顕微授精の実際

現在は、卵細胞質内精子注入法 Intra Cytoplasmic Sperm Injection(ICSI)が主流です.卵子をホールディングピペットで固定し、一個の精子(Sperm)をインジェクションピペットで注入する方法です.約60-70%の受精率が期待できます.



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