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不妊症とは?

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体外受精・胚移植の合併症

体外受精・胚移植の合併症について説明いたします。

1.多胎妊娠 移植胚数は 3 個までと厳しく制限していますが、20-30%の確率で双胎、ときに品胎妊娠となることがあります.
2.子宮外妊娠 妊娠した中で 3 - 5%(自然妊娠では1 %前後)が子宮外妊娠となりますが、これは卵管因子のグループに多いといわれています.
3.卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
Ovarian Hyperstimulation Syndrome

OHSS とは採卵後の黄体や小卵胞からの活性物質(HCGで増幅される)により、卵巣腫大、腹水貯留(乏尿、体重増加)、胸水貯留(呼吸困難)、血液濃縮を起こすもので、重症化すると生命にかかわることもあります.
軽度の OHSS は体外受精の排卵誘発に伴い大部分のひとに起こります.重症例は妊娠症例がほとんど(妊娠4 ヶ月まで進行)です.
危険因子としては、採卵数 20 個以上、多嚢胞性卵巣症候群、血中エストラジオール 3000pg/ml 以上、妊娠例、その他卵巣の反応が良く比較的若年の症例などです.
予防としては、HCGの投与中止( IVFのキャンセル)あるいは選択的胚凍結保存(全受精卵凍結保存)を行います.採卵周期に妊娠しなければ、症状は 7 日間でピークに達し、その後症状は消失します.重症の OHSS になることはありません.
選択的胚凍結保存とは新鮮胚移植をせずすべて凍結保存とし、後日自然周期あるいはホルモン補充周期で胚移植を行うものです.その際排卵誘発を必要としないので、 OHSS になることはありません.

4.感染損傷 経膣超音波ガイド下採卵は、一般に安全なものですが、まれに血管、膀胱、腸管を刺す可能性があります.採卵に用いる針は、一般の採血に使う細い注射針とおなじ太さの穿刺針であり、感染予防で抗生物質を使用すればまず問題はありません.
5.HMG 製剤によるアレルギー性反応 HMG製剤は、筋注あるいは皮下注で投与します.まれに注射部位に炎症、発熱、関節痛、頭痛、全身倦怠感などのアレルギー反応が起こることがありますが、そのような場合は、より純粋な FSH 製剤の使用に切り替えます.

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